BP-2010A
Fig: BP-2010A for Rats and Mice

        ラット・マウス非観血血圧測定装置は、尾動脈(Tail-Cuff法)より、光電容積脈波を利用して、赤外線センサーで尾の血流量変化を検出し、加圧過程中の圧力と脈波の関係より、非侵襲的かつ正確な血圧測定を実現します。

本装置は、収縮期血圧(SBP)、拡張期血圧(DBP)、平均血圧(MBP)、および心拍数(HR)を測定し、ラット、マウスなどの実験動物に適用できます。


高性能測定
  • 赤外線センシング技術を採用し、尾動脈の脈波を正確にモニターし測定します。
  • 様々なサイズのねずみ(若令、妊娠中、肥満等)に適用可能、測定範囲10-1800g。
  • 実験ニーズに応じて、特別なセンサーやアクセサリーをカスタマイズ可能。

自動測定機能
  • 脈波の安定性と状態を自動判断し、自動測定を行い設定した回数を測定。
  • 本体が自動的に測定結果を集計し、平均値、標準偏差、標準誤差、偏差係数を計算。
  • 操作ミスが発生した場合、ソフトウェアが自動的に問題を検出し、解決策を提示。
動物、測定者にやさしい
  • キャンバス製のマウスポケットとマウスネットの固定方式を組み合わせ、動物の習性に合わせて安定した状態を保つ。
  • 円筒形の保温筒デザインで、適切な温度(30-40℃)を設定し、血液循環を促進し、測定状態の達成を加速し、測定の正確性と再現性を高める。
  • デュアルモード操作:パソコンでデバイスを操作し、画面で血圧データを確認。または、ホストデバイスで直接測定し、測定データをSDカードにストレージ。
  • 4.3インチLCDディスプレイで、リアルタイムの測定データをモニターして確認。
優れたデータ処理
  • リアルタイムの脈波モニター、動物情報、原始形、測定結果の自動保存。
  • 再編集と統計分析機能を備え、データをExcelまたは画像フォーマットにエクスポートし、検査報告を生成。MD5フィンガープリントコードを付属し、GLP基準に準拠。
  • タイマー測定機能で、カスタムのスケジュールをサポートし、術中血圧モニタリングに適用。
  • ショック状態の動物の血圧検出を可能にし、特殊な実験ニーズに適応。
多彩な実験設定
  • 多チャンネル同時保温をサポートし、測定効率を大幅に向上。
  • 1回の測定は10-15秒で終了します。
  • 複数の本体を使用し血圧モニタリングワークステーションを構成し、より大規模な実験ニーズに適応。

パラメータ仕様

パラメータ 仕様
検出方式 Tail-Cuff法(光電容積脈波法)
測定パラメータ   SBP, DBP, MBP, HR
血圧測定範囲 最小50mmHg~最大350 mmHg
心拍数測定範囲 最大1000 BPM
保温制御   本体内蔵保温システム30-40℃で設定可能 3チャンネル保温器、温度30-40℃、ボリューム式設定
ストレージ方式 コンピューターまたはSDカード
通信方式 USB
ディスプレイ 4.3インチLCD
電源 AC 1010-220V
デバイスサイズ 236(W) × 236(D) × 80(H) mm

デバイスアクセサリー(オプション含む)

保温筒:TMC-213
保温筒:TN-60-213
ラット用加圧センサ:BP98-RCP-L/M/S
マウス用加圧センサ:BP98-MCP
   
ラット用カフ:BP98-RCF-L/M/S
マウス用カフ:BP98-MCFm
ラットポケットBP10-PKR(L/M/S各1個付)
マウスポケットBP10-PKM(L/M/S各1個付)
   
ラットネットBP10-NTR(L/M各1個付)
マウスネットBP10-NTM(L/M各1個付)
測定台:BP10-FX

 

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